2月20日の日経新聞の一面に、 小売りの出店が都市部に集中するという記事がありました。

・マツキヨは2010年度に過去最多の出店数を更新する予定
・コンビニエンスストアも高水準の出店ペースを持続
・紳士服の青山が首都圏で出店攻勢をかける。
・ユニクロが前期並みの60店の出店を見込む
等が記載されています。

一方で、郊外型の大型店の出店意欲は著しく低下しているとのこと。
・07年11月に施行された改正まちづくり3法の影響
・不況による消費不振
が要因として挙げられています。

次はちょっとローカルな記事です。

2月24日の日経新聞の千葉・首都圏欄の記事です。
千葉市によると94ケ所の商店街にある4920店のうち
空き店舗は11%の563店で、年々増加しているとのこと。

これに対し千葉市では
空室率の増加に歯止めをかける目的で、
空き店舗に出店する小売業者に対し
1,000万円を限度に融資する制度を4月1日に設けるそうです。
空き店舗の利用を促す融資制度は全国の政令市では初めてとのこと。

もうひとつローカルな記事です。

千葉県木更津市に三井不動産がアウトレットモール開業
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/sonogo/news/201002/CK2010022302000136.html

 東京湾アクアライン開通に合わせ、千葉県木更津市の
金田地区で始まった土地区画整理事業の「かずさアクアシティ」
計画ですが、事業のスタート当初はアクアラインの開通効果もなく、
事実上頓挫していた区画整理事業とのこと。ここに、
最終的に店舗数二百〜二百五十店(店舗面積約三万〜四万平方メートル)
の規模の三井不動産によるアウトレットパークが計画されています。
同社によると現在、全国で運営されている
アウトレットパークの中では最大級の施設になるとのこと。 
 アウトレットモールの開業により活性化が見込まれおり、
地元の期待は大きそうです。

<私見>
デフレ及び消費不振で売上が伸びない状況ですが、
集客力と資力のある企業にとっては、地価等が安く出店しやすいという
状況になるのですね。なんともうらやましい。
千葉県民としては、千葉市の政策及び木更津のアウトレットパーク
のいずれも成功して元気な千葉県になってほしいです!

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