下降トレンドが続いていますが、
東京都心では、良い兆候が出ているようです。
≪オフィスビルの空室率≫
シービー・リチャードエリス株式会社のプレスリリースです。
http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=200910135443
「東京Sクラスビル・Aクラスビルは空室率下降局面に」
オフィスマーケット市況速報(2009年9月期)をCBREが発表
東京においては、Aクラスビルの空室率は、
対前期比0.1ポイント低下の5.0%、Sクラスビルの空室率は
対前期比0.5ポイント低下の5.7%と、今回の集計では
唯一空室率が下降曲線を示したとのことです。
また、供給動向については、下記のように記載しています。
「東京23区の新築ビル(築1年未満のビル)の空室率が
30%を上回る状況が続く中、都心部よりも賃料水準が
低廉な周辺区での大型供給が、市場にどのような影響を
与えるかが注目されるところである」
≪中古マンション価格≫
三井不動産販売のニュースリリースです。
http://corp.mitsui-hanbai.jp/news/2009/20091008_01.html
三井不動産販売が2009年10月1日時点の価格動向
(今年7月〜9月)を発表しています。
東京23区は前回の横ばいからやや上昇に転じたとのことです。
≪住宅地価格≫
上記の三井不動産販売のニュースリリースです。
東京23区は2007.10.1時点以来以来8期ぶりに
プラスに転じたとのことです。
なお、三井不動産販売の上記サイトでは、
今後の見通しについては、今後しばらくは
住宅地・既存マンションとも、横ばい傾向
で推移するものと予測しています。
<私見>
東京都心部以外は下降トレンドが続いているようです。
個人的な意見ですが、不動産市場については、
東京都心部が上昇しはじめないと他地域が上昇しないので、
良い兆候だと思っております。