いずれもNIKKI NETの記事です。
<オフィス仲介大手のビルディング企画(東京・千代田)>
同社が7日まとめた9月末の東京都心5区
(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率
(解約予告を含む)は7.09%と、前月比0.11ポイント低下した。
空室率が下がったのは2008年2月以来、19カ月ぶり。
オフィスを縮小する動きは続いているが、大型の解約が減った。
新宿区では高層ビルの空室が増え、賃料も下がったため、まとまった面積の
成約があった。同区の空室率は9.8%と前月比0.52ポイント低下した。
渋谷区でも小規模オフィスの成約が相次ぎ、空室率は同0.4ポイント下がった。
賃料は下落が続いている。3.3平方メートル当たりの5区の平均募集賃料は、
2万4310円と前月比2.9%(732円)下がった。下落は13カ月連続。
<オフィス仲介大手の三鬼商事(東京・中央)>
同社が8日まとめた東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)
の9月末のオフィスビル空室率(解約予告を含む)は、
7.62%と前月比0.05ポイント上昇した。
7、8月と同率で推移したが、小幅ながら再び上昇した。空室率上昇は
7月まで18カ月間続いていた。
3.3平方メートル当たりの平均募集賃料は1万9657円と前月比1%(210円)
下がった。
<私見>
ビルディング企画の空室率の下落の記事をみて喜んだのですが、
三鬼商事のデーターでは逆に空室率は上昇したとのことです。
いずれにしても7%台の空室率で、賃料単価は下落基調のようです。